女の自覚 - ようこ 2025/08/04 12:00 블로그

性的欲求・・・
特に男性が女性に抱く気持ち『リピドー』
ある瞬間から
その人の体から、
体温から、
ガラッと変わったと
雰囲気から感じとれた。

目隠しをされた私は
用意された３つの椅子に
その男性の指示に従い
一つに座り
残り二つの椅子へ脚を広げ座る。

その姿はアイマスクで見えなくても
とても恥ずかしかったが
怖くは無かった。

その男性の私への優しさが
ひしひしと伝わってくるからだ。

柔らかい唇と
手の腹で優しく、
あちらこちらに触れるたび
『愛おしい人』だと
自分で自惚れるほど
触れるか触れないかの微妙な距離感で
私を愛し・・・
その度にビクンッとする私を
どんな視線で見ているか？
それが私の鼓動を早くする。

そして固くなったものが
体に当たる度
「あぁ、触れたい。
　・・・でも、触れたら
　椅子から落ちる」

そう。私はメスの本能で・・・
私が座っている椅子の3点が
勝手に動き、体勢が落ち着かないのだ。
イスという狭い空間を離れ
「ベットに行こう」
そう誘われた時
私が思った事は、たった一つ。

「ああ、これでこの人の全てに
　触れられる。」

アイマスクを外してもらい
その男性の仕草を見たい見たいと
願っていたのにも関わらず
チラッと見ると
興奮、快楽、全ての事に支配され
お尻と頭を支点に
私はのけぞり、背がベットから離れ
私たちは一緒にはてた。

見たいのに見れない。
触りたいのに触れない。
なのに私はその快楽に溺れ
自分でアイマスクを戻す程
私は深く深く快楽に溺れた。
男性には、私はどう映ったのだろう？
艶冶な表情に映っていたらと
思っている。

一晩おいた今でさえ
思い出すと恥ずかしさしかない。
でも、そんなことより
また、その快楽を味わいたいと
望む私は、
淫乱ではなく・・・
普通の女であろうと思う。

男性にしがみついた自分の手が
いまだに熱い。