同じ顔の女 - ようこ 2025/08/09 20:10 博客

写真のように
私は、大きく目を開けかたまりました。

それは
うたた寝をしていた時でした。
最初は肩に触れたものが
愛犬の何かと思い
気にもせずにいました。

ですが・・・
横を向いて寝ている私の肩を
何度も何度も
冷たいものが当たります。

この気温の高い時に
この冷たい物はなんだろう？
そして、愛犬も騒いでいません。
「・・・愛犬が見えない何かだ」
そう確信し
一気に脳が目覚めたものの、
私はもともと
他の人には見えないものが見える・・・
そんな体質です。
私は目が開けるのが怖く
どう対処すれば良いかと考えていると
今度は・・・
私がかけていたタオルが
スーとずれ、
冷たいものではなく
平らなものが肩や頬を
かすってみたり、
叩いてみたりし始めた後
冷たいものが
肩ではなく、頬を包みます。
そしてその後
私の名前を連呼しながら
肩を左右にふりはじめました。

「あぁ、もうダメだ・・・」

私が目を開けると
そこには
若い頃の私が、
何かを持って立っています。

白いもので
字が書いてあるそれを見て
私は「あ・・・終わった・・・」
そう思いました。


「同じ顔だわ・・・」と
寝ぼけたふりで言いますが
そんなのは通用しません。

若い頃と同じ顔の女は
「もぅ、起きないし
　タオルケットは丸まってるし、
　具合悪いと思ってたら
　これ見つけて・・・」
そうヒラヒラさせつつ
アップルギフトカードを見せ
「私に課金するなっていうくせに。
　ママ・・・これで2枚目だけど・・・」

過去の写真を見ても
どっちの写真？
そう聞かれる程似ている
私とヒナ①。

あぁ、怖かった・・・
私に「ママ、あのさ・・・」と
色々言ってくるヒナが。


って事で
いつもありがとう！
またね！