〜 昼下がりの蕩ける予感 〜 - ひすい 2025/10/26 16:45 博客

〜 昼下がりの蕩ける予感 〜


夜のざわめきが嘘のように静まり返るホテル街での待ち合わせ
通りを行き交う人影もまばらななか､ふたりきりの密会
触れ合った手から伝わる熱が､なにより雄弁にこれから始まる甘く淫らな時間を予感させときめきが胸の奥をくすぐりました
まるで誰も知らない世界へと踏みいれるように､いつものホテルへと向かう足取りが自然と熱を帯びてゆくのを感じます

エレベーターに乗り込んだ瞬間､込み上げる高揚感を抑えきれず､視線が絡まり､息が触れ合い……思わず身を寄せて唇が重なる──そこから時間の流れは穏やかに滲んでゆく
お部屋で､季節限定の美味しいお飲みもので乾杯を交わしたあと､重なる吐息とキスの応酬
香り立つローションに包まれたバスルームでは指先と舌先が濡れた音を奏でお互いの熱を高め合う
ベッドに移ってからは､さらに深く甘く──言葉にならないほどの余韻のなかでふたり同時に頂点へと導かれてゆく

楽しい会話は続き…湯気立つバスタブでまどろみながら❤️︎さんのゴージャスな旅行談話に耳を傾けているうちに､気付けばあっという間の時間は過ぎてゆき…切なくなる

お別れの時は刻一刻と迫り､後ろ髪引かれながらふたりでホテルを後に──
ゆっくりと手繋ぎで歩きながら「またね…」と手が離れた瞬間､ふと零れ落ちるような寂しさが込み上げてきました

この余韻こそが､次の逢瀬をより濃く､熱く､甘いものにしてくれるのでしょう……ね
また､淫らな愛に溺れましょうね💕


ひすい🌿🕊 ͗ ͗


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